監修:宮口幸治先生の想い

学習の土台
応用問題を解くには、自分なりに問題の構造を理解して、簡単な要素に落とし込む作業が必要です。
 たとえば、算数の文章問題は短い文章や計算問題、図形問題などが組み合わされて出来ています。
 それらを細かく解きほぐしてみるとまさにコグトレの要素そのものであることが分かります。
 つまり文章問題を解けるようになるためには、そういった各要素の力を養うことが大切です。
 各要素は「学習の土台」とも呼ばれ、コグトレはそこを集中的にトレーニングしていくのです。
コグトレを使うタイミング
もし「うちの子は学校での勉強についていけるか不安」と感じている保護者の方がいらっしゃれば、ぜひコグトレを試していただけたらと思います。
 今の学校教育で足りないところを補うのがコグトレです。
 子どもの「学習のつまずき」の原因を詳しく見立て、それに合った適切なトレーニングをセットで専門的に行うのがコグトレ塾です。
アセスメントの役割
実は知能検査だけではお子さまの「学習のつまずき」はなかなか分かりません。
 知能検査に加え、コグトレ塾独自のコグトレ・アセスメントシートを用いることで「学習のつまずき」を的確に見つけることができます。
 その結果をもとに、一人ひとりのつまずきに合ったトレーニングを提供し「学習のつまずき」を解消していきます。
子どもの可能性や選択肢を増やすという使命
私たち大人が子どもたちのために準備できることは色々あります。
 しかし、最終的に何を選ぶかを決めるのは子ども本人です。子ども自身がどうなりたいか。
 子どもたちが自分で自分の未来を決められるように、考える力や判断力をつけさせることが最も大切ではないでしょうか。
 そのために、我々大人ができることは、「できなくてもいい」ではなく、子どもを信じ、その可能性を最大限に引き出してあげることではないでしょうか。それが大人の使命だと感じます。
監修
宮口 幸治
 ・医学博士
 ・子どものこころ専門医
 ・日本精神神経学会専門医
 ・臨床心理士
 ・公認心理師
 ・日本COG-TR学会 代表理事
 ・コグトレ開発者

