検査をすれば「発達障害」って分かるの?
最近、「発達障害」という言葉をよく耳にしますね。一昔前は学校の先生でも知らない方がいらっしゃったくらい、あまり馴染みのない言葉だったのですが、最近ではテレビ番組でも取り上げられるようになり、発達障害のお子さんの育児を記した漫画も多く見かけます。そんな身近になった「発達障害」。今回のブログではこれにちなんだお話をしていきたいと思います。
発達検査についてのよくあるご相談
コグトレ塾にお問い合わせいただく保護者の方から寄せられるご要望の中に、「子どもの検査をしてほしい」というものが最近増えてきました。お話を伺うと、「子どもの学校や家庭での様子をみると、発達障害の特徴に当てはまっているように感じられた。そこで、子どもにあったサポートを受けるために発達障害を専門とする病院を受診しようとしたけれど、予約が半年待ちだったため病院での検査はあきらめた。」という方もいらっしゃいました。
保護者の方に知っていただきたいこと
たしかに、コグトレ塾ではお子さまひとりひとりに合わせたカリキュラムを作成するために、クラスが始まる前にWISCと呼ばれる発達検査を行っております。その検査を行うことで、お子さまの苦手な分野や得意なことがより詳しくわかるのですが、ここで1つ知っていただきたい大切なことがあります。それは、「発達検査を受けても発達障害かはわからない」ということです。
発達検査の結果だけでは発達障害は分からない
その理由は簡単で、“お医者さんにしか発達障害の診断は出せない”からです。コグトレ塾には作業療法士や公認心理師などの資格を持つスタッフが多くいますが、医師は在籍しておりません。そのため、発達検査の結果をみた保護者の方に「やっぱりうちの子は発達障害なのでしょうか」と尋ねられ、どんなに検査の結果が平均的な数値からかけ離れていたとしても、「発達障害です」とお伝えすることができないのです。
診断がおりないのであれば、検査の意味はないの?
しかし、それなら検査を受ける意味がないのかといえばそうではありません。発達障害と診断することはできなくても、発達の偏りを分析して保護者の方に伝えることは可能ですし、どんなサポートを行えばお子さまがより学校や家庭で過ごしやすくなるかを提案することもできます。大切なのは、診断をすることではなくお子さまの特性を知ることだと考えて検査を行っているのです。
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お子さんの状況を早く知りたい方
子どもにサポートを受けさせたいけれど、病院も発達センターも予約がいっぱいで時間がかかりそう…子どものために今すぐでも何か始めたいのに…とお考えの保護者の皆様。一度コグトレ塾にご相談ください。お子さんにあったサポートを見つけるお手伝いをさせていただきます。ぜひ、お問い合わせください。
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