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新版K式発達検査の「認知・適応」の項目の見方について

 以前のブログでは、お子さんが受けられる発達検査の1つである新版K式こと、新版K式発達検査についてお話させていただきました。
「新版K式発達検査」ってどんな検査?
その記事では、新版K式はお子さんの中の3つの面をみていくものだとお伝えしました。今回は、新版K式発達検査で測ることができる能力の1つ、「認知・適応」についてより深く掘り下げていきます。

新版K式発達検査の「認知・適応」の項目は何を見ているの?

小さいお子さんは、目で見て何かを学んでいくことがとても多いです。はじめはスプーンを握って食べていた赤ちゃんも、家族が使っている様子を見たり、直接どのように持つかを教えてもらったりしながら、正しいスプーンやフォーク、お箸などの使い方を覚えていきます。また、ひらがなやカタカナ、漢字などの文字は、手本を正しく見て覚えることができてはじめて、読んだり書いたりすることが可能になります。
お子さんにとって、見たものを捉え、上手く真似をする力は、とても重要なものなのです。

新版K式発達検査の中の「認知・適応」という領域は、このような視覚的な認知力や物の操作がどれくらいできるかを調べる為に用意されています。
実際の検査の中では、お子さんは斜めの線や様々な図形を紙に描いたり、検査者が何かを作っていく様子をみながら同じように工作をしたりします。その様子とお子さんの年齢を照らし合わせて、発達の程度をみていくのです。

新版K式発達検査の「認知・適応」低いってどういうことなの?

例えば、0歳のお子さんが上手く斜めの線を引くことができなかったとしても、何も問題はありません。しかし、すでに小学校に入学されているような年齢のお子さんが、上手く斜めの線を引くことができない場合、そのお子さんに対して何かサポートを行うことを考える必要があるでしょう。
なぜなら、斜めの線が引けないということは、斜めの線が用いられた文字や図を上手く認識することができていないということになり、そのような状況では、学校の授業はとても苦痛でしょうし、お子さん本人が困っている可能性が高いと考えられるからです。

検査を受けて、どうすればよいのか迷ったら…

 心理検査や発達検査は、いい結果を得るために行うものではありません。お子さんの苦手なこと、得意なことを見つけて、より良い生活ができるように行うためのものです。
 コグトレ塾でも、お子さんそれぞれに検査を丁寧に行ってから一人一人異なるカリキュラムを考えています。「うちの子、困っているかも…」と思われていらっしゃる方は、ぜひコグトレ塾までお気軽にご連絡ください!

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参考文献

 独立行政法人 国立特別支援教育総合研究所
 https://www.nise.go.jp/nc/

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