2月12日、コグトレ塾世田谷校が開所しました!
こんにちは!広報の新井です。
先日、ホームページにてお知らせしておりましたが、2月12日(日)に「コグトレ塾」が世田谷にオープンいたしました。
今回のブログでは内覧会当日の様子をお伝えいたします。
この日は、10:00〜と11:00〜の1時間ずつ内覧会を開催しました。
はるばる遠方からお越しくださった方や、児童福祉関係やケアマネジャーなど支援機関の方にもご参加いただきました。
どの方も、コグトレを書籍でご覧になっていたり、以前MBSの番組で取り上げられたコグトレの紹介動画から知って検索してくださったりと事前にご存知の方ばかりでしたが、まずはコグトレって何?というご説明からスタート。
学習の土台を支える認知機能(記憶、言語理解、注意、知覚、推論・判断)のでこぼこにアプローチしていくということや、注意力を高めるトレーニングや全体像を捉えられるように想像する力を養うトレーニングなどの具体的なアプローチ、また、トレーニングを行うことでお子さまたちに見られた変化などを、江坂校の責任者である坂本OTよりお伝えしました。
保護者の方からは、
コグトレの教材は同じものばかり練習するの?
コグトレの教材に取り組んで間違いが少なくなったり回答タイムが縮んだりするのは問題に慣れたからということはないのですか?
というご質問や、
子どもたちはどんな風に通っているのでしょうか?
楽しんでいるのか、イヤイヤ通っているのかどうでしょう?
といったご質問もいただきました。
親御さんとしては、お子さまの変化や取り組む姿勢はとても気になるところだと思います。
繰り返しのトレーニングの中でお子さまが問題に慣れる部分もありますが、それ以上にコグトレの教材はプリント数にして3,000〜4,000枚にもなりますし、問題の解答だけでなく、スタッフとの関わりやご自宅や学校でのお子さまの様子も踏まえて日々アセスメントと共有を行うので、作業療法士の視点で全体的に捉えた上でお子さまの変化が見られています。
子どもたち自身も、「コグトレは楽しい」とトレーニングを楽しみに通ってくれていて、トレーニング終了時のアンケートでも約96%のお子さまが自分の変化を実感したり「できることが増えた!」「できるようになって嬉しい!」と自信をつけてくれています。
認知機能がでこぼこしていると、覚えることや聞くことなどが苦手でいくら勉強を頑張っても積み上がらない状況が起きてしまいますが、お子さまに合ったトレーニングを終えることで、自信をつけた子どもたちが「勉強楽しい!」と学習に向き合えたり、「受験にも挑戦したい」と自分の意思で自分の道を決めたりすることにもつながっているのです。
内覧会では、トレーニング前と後の変化がわかる例を掲示し、30冊以上の書籍も自由に手に取っていただきました。
ある方は書店で書籍を探そうにも扱われておらず、図書館でも取り寄せになると言われ、情報収集にもご苦労なさったそうです。
どなたもトレーニング例や書籍をじっくりとご覧になっていて、お子さまが生活上でしんどいなと感じている状況を減らすためにどうしたら良いのかと熱心に思っていらっしゃることが伝わってきます。
お子さまへの関わり方やお子さまの成長を手助けする術を求めてお越しくださった印象でした。
今回、大阪を飛び出し世田谷区にコグトレ塾を開所したのも、関東の方々から開所を希望するたくさんのご相談をいただいたことが契機となりました。
必要としてくださる方がいらっしゃるという実際のニーズに向き合い、それに応えていくことが私たちの役目だと感じます。
坂本OTをはじめ、コグトレ塾に携わるスタッフには、子どもたちの苦手に寄り添い、子どもたち自身の力を信じる思いがあります。
作業療法士の視点で一人ひとりのお子さまの気持ちや特性や背景を捉え、自分で手応えを掴み自信をつけるステップを後押ししています。
コグトレはずっと続けていくものではなく、お子さまの土台となる認知機能を養い、自分がやってみたいことに挑戦できるよう見守る過程です。
新たな地域で、みなさまのお力になれるよう邁進いたします。
2月12日の内覧会を皮切りに、無料体験会や個別相談会を実施しています。
ぜひお気軽にご予約、ご相談くださいね。
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共同広報推進室 新井