宿題を一人でできない子どもの気持ち・心理って?
2学期が始まって2~3週間が経ちました。怒涛の夏休みが終わりましたね。1日中お子さんと一緒にいるという生活が終わり、少しほっとしている保護者の方もいらっしゃることでしょう。お子さんは夏休みを満喫されていたでしょうか。きっと楽しく過ごされたことと思いますが、夏休みといえば宿題がたくさん出ましたよね。お子さんは「1人で」「計画的に」取り組めたでしょうか。もちろん中にはしっかりと予定をたてて7月中に全部終わらせた!なんてお子さんもいらっしゃいます。しかし、学校が始まるギリギリになって宿題に取り組むお子さんはいつの時代でもいるものです。しょうがないから手伝った、という方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、お子さんの宿題を保護者の方が手伝うことについてお話していきます。
宿題を一人でできないお子さんの気持ち
学校の宿題を保護者の方に手伝ってほしがるお子さんは、大きく2つの気持ちをもっていることが多いです。1つは、『不安』そして、もう1つは『つらさ』です。
『不安』をもっているお子さんは、「答えが違っていたらどうしよう」「間違っていたら先生に怒られるかもしれない」といった気持ちを抱えていることがあります。そのため、おそらく正解がわかるであろう保護者の方に手伝ってもらったり答えがあっているかを見てもらったりすることで、安心して宿題に取り組めるのです。
『つらさ』をもっているお子さんは、学校での学習についていけていないお子さんが多いです。「周りのともだちはみんなすぐできているのに自分はわからない」「頑張って問題を解いてみたけどできなくて怒られた」など、宿題というよりも、学習を避けてしまう傾向にあります。どうしても宿題をやりたくないから学校が始まるギリギリまでやらなかったら全部自分でしなくてもよくなった。という経験があれば、次からもできる限り宿題に向かわなくていいように行動するかもしれません。
宿題に対する「不安」と「つらさ」の原因は?
この2つの気持ちをもつお子さんに共通していることは、『自分への自信のなさ』です。性格的なものもありますが、1年生のころに答えが1人だけ違った、先生に注意された、など、周りの子と比べて自分ができないと感じてしまっているために、保護者の方に頼るという行動が起こるのです。
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この記事を書いた人
中村 彩莉/公認心理師
これまで病院や学校で、苦手なことがあるけどどうして苦手なのかわからなくて困っているお子さんとたくさん出会ってきました。今までの経験で培った力で、お子さん本来の力を見つけて、得意も苦手も伸ばせるようにサポートしていきます。