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コグトレ塾のコラム

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0歳~6歳の言葉の発達はどのようにして進むの?

今回はお子さんの言葉の発達について年齢別にお話させていただきたいと思います。
お子さんが今現在どのような段階にいるのかをぜひ確かめてみてください。
なお、言葉の発達には個人差がありますので、実年齢と一致しない場合もあります。

乳児期(0か月~12か月)の言葉の発達

0歳~1歳までの言葉の発達について説明します。初めの言葉の発達として、喉が上手に使えるようになる生後2か月頃からクーイングと呼ばれる「アー、ウー」などの発声を行うようになります。それから徐々に舌や唇の動きが発達するようになり、生後6~7か月頃に喃語という母音と子音を組み合わせた「プー、バブ、ダア」などの自発的な発声が起こってきます。この時、赤ちゃんが何かを話す。→大人は「なあに?」「楽しいの?」などの声がけをする。→さらに赤ちゃんが応答する。というような流れを経験することで、赤ちゃんは「コミュニケーション」ととることを学んでいきます。
また、大人が使う音とそれが示すものとに関係性があることを理解することで、1歳を迎える頃に「マンマ、ブーブー」などの意味のある単語(一語文)を話せるようになります。

幼児前期(1歳~3歳)の言葉の発達

この時期は話し言葉の語彙がとても増加する時期とされています。具体的には1歳半で約30語だったものが2歳頃には約300語以上になると言われています。これだけ爆発的に増加する背景として、全身の運動機能の発達や理解力の高まりがあります。1歳を過ぎて徐々に歩けるようになると、周囲の物に興味を持つようになります。興味を持った物の名前を親に繰り返し尋ねることで、物と名前が結び付きを理解し、次第に自分の言葉として表出するようになるのです。おおよそ2歳では単語を組み合わせた二語文(ワンワンどこ?など)、3歳では形容詞や動詞、助詞を交えた三語文(このえほんよんで。など)を使用し始めるとされています。

幼児後期(3歳~6歳)の言葉の発達

4歳頃になると様々な言葉があることを理解するまでに言葉の発達が進みます。身近な物がどんなグループに存在するのかを理解し始めます。例えば、服、犬、ロケット、りんごの絵があった時に「食べるものは?」と聞かれたら「りんご」を選択できるようになります。会話も2人であれば行えるようになりますが、内容は自分の話したいことを好きなように話すことが多いです。また、周りの出来事に対して「どうして?」「~はどうなったの?」など、対象物の特徴や変化などについての質問が増えてきます。こうして大人に尋ねることで、知識を得ようとしているのですね。
6歳頃になると、ほとんどのひらがなの読みができるようになります。この頃から、しりとりのような言葉遊びをするようになります。会話も少しずつ相手に合わせることができるようになり、自分の経験を伝えたり、絵本を見ながら説明する様子が見られるようになります。
6歳以降はご存じの通り、学校でひらがな・カタカナ・漢字などの文字を習い、文法・表現手法を学びます。これにより、言葉の使用は今までの音声言語にとどまらず、文字言語へと変化していきます。

言葉の発達に気になることが合った時

いかがだったでしょうか?冒頭にも述べたように言葉の発達には個人差がありますので、ここで紹介した年齢通りの発達でないことも多々あります。
一方で、コグトレ塾には「語彙数はたくさんあるようだけれど、説明を求められると固まってしまう」「話すことは好きだけど、相手の反応を見るよりも自分の話したいことを優先してしまう」というお悩みがあるお子さんもいらっしゃいます。コグトレ塾では、そういったお悩みを持つお子さんに対して、認知機能面からトレーニングを行っています。はじめはお友達に説明することが苦手だったお子さんも、トレーニング修了時には説明する順番に気をつけることや、相手の理解度を推測して表現の仕方を柔軟に変えることができるようになりました。もし、今回の記事で興味を持たれた方がいらっしゃいましたら、ぜひ無料体験会をご利用ください。
言葉の発達についてもご相談ください。

関連記事:言語理解指標について

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〒564-0051 大阪府吹田市豊津町9-15 日本興業ビル9階 907号室
大阪メトロ 御堂筋線江坂駅 南改札 9番出口直結
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対応可能:知能検査・WISC-Ⅴ・個別トレーニング・コグトレ

☆世田谷校☆
〒156-0051 東京都世田谷区宮坂3丁目15-4 AR経堂ビル2階
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対応可能:知能検査・WISC-Ⅴ・個別トレーニング・コグトレ

参考文献

参考資料:福田恵美子 編,コメディカルのための専門基礎分野テキスト人間発達学 改訂5版,中外医学社,2019

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