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WISCの「処理速度」が遅いってどういうこと?

昨今、発達障害や知能検査に関する情報がさまざまな場面でみられるようになってきました。以前は専門用語として使用されており、専門家でない人にとっては難しく、取り扱いにくい言葉だったものが、インターネットの発達により簡単に調べられるようになり、一般的に広く使用されるようになってきています。
 今回取り上げるものは、そんな言葉の1つ『処理速度』についてです。コグトレ塾ではメールやLINE、お電話にて相談を随時受け付けているのですが、保護者の方から「自分の子どもが『処理速度が低い』と言われたのですが、どうしたらよいでしょうか…」というお悩みをいただくことが増えてきているように思います。そこで、このコラムでは『処理速度』とは何なのか、低いと言われたお子さんにはどんなサポートができるのかをお伝えしていきます。

WISCの処理速度について知りたい方はこちらもチェック

「処理速度」ってなあに?

 まず、基本的な部分である『処理速度』についてお話していきましょう。『処理速度』は、WISCという知能検査で調べることができる能力のひとつです。どのような能力なのでしょうか。漢字の意味をそのまま読むと、何かを処理する速さのことだろうと考えられますね。「処理速度」の概念の中でいう「処理」は情報処理を指します。とくに、五感の中でも目から入った情報を取り扱います。目から入った情報の速さってどういうこと?と思われる方もいるかもしれません。

例えば、1つの箱の中に赤色のボールと青色のボールがごちゃ混ぜに入れられているとします。その箱の右側に赤色、左側に青色のボールを仕分けていく際、まず左右どちらに何色を置くのかというルールを頭に入れます。そして、箱の中に入っているボールを1つずつ取り出し、その色を確認し、その情報をもとに左右どちらかに置いていくといった作業が必要になります。見た瞬間にボールの色がわかり、仕分けのルールも完璧に覚えている人は素早く作業できるでしょう。しかし、ボールの色が赤色か青色か判別に時間がかかったり、置く位置をすぐに忘れてしまったりする人は、作業に時間がかかります。この処理にかかる時間の違いこそが「処理速度」の違いです。

処理速度が低いと困ること【板書編】

 では、処理速度が低いお子さんはどんな困りごとが出てくるのでしょうか。同じように「処理速度が低い」という特徴をもったお子さんでも苦手な作業は少しずつ異なるため一概には言えませんが、処理速度が低いと、学校では板書が上手くいかないお子さんが多い印象です。書いてある字は「あ」なのか「め」なのか判別ができない、丸を書きたいけど不器用なために書くのに時間がかかる、そのために時間内に写し終わることができず、途中であきらめてしまうお子さんもいらっしゃいます。ノートの一番上に見本の漢字が書いてあり、それを見ながら写すといった宿題が多くの小学校で出されますが、処理速度が低いと、これも負荷が大きく時間がかかるために嫌がるお子さんが多いです。保護者の方からすると、写すだけでしょ?と思われるかもしれませんが、処理速度が低いお子さんにとっては見て写す作業こそ難しいのです。

処理速度が低いと困ること【時間制限編】

 また、処理速度が低いお子さんの場合、タイムリミットがあると、処理を早めようとして余計にミスが増えてしまうケースが多くあります。簡単な四則計算のテストでは、計算そのものは得意でも「3分で何問とりくめるか」などのタイムアタックやタイムリミットがあると、「足し算と引き算を間違えた」「繰り上がりを間違った」など途端にミスが増えてしまいます。この場合、計算ができないのでなく、時間制限に弱く、短時間で多くのことをこなすことが難しいという状況に陥ります。

処理速度が低いとわかった時のサポート

 ここまで処理速度とは何か、処理速度が低いとどんな困りごとがあるのかについてお話してきました。
処理速度の低く、板書が追い付かないケースも処理速度が低く、時間制限があるとミスが増えてしまうケースもお子さまの程度によってサポート方法は異なります。
処理速度は「はやくしようとして、早くできるもの」ではありません。
「ゆっくりやればできる」ということで、繰り返し練習し、定着させるということで早くなるのでは!と思うかもしれませんが、限界があることも多くあります。

処理速度の低さは学校生活で目立ちやすいのが特徴的です。生活場面で処理速度が追い付かず、周りの様子を見て、常に急いで何かをしなければならないとなると、ストレスも大きいものです。
そのため、生活場面でゆっくりと取り組めるような支援を生活にちりばめることも大切な視点です。
次回はそんなお子さんにできるサポートをいくつか紹介させていただきます。是非ご覧ください。

処理速度に関する相談先

リニエシューレ江坂では、作業療法士が常駐しています。作業療法士は細かな指先のトレーニングを得意としています。また公認心理師も常駐しており、公認心理師には検査全般に関する相談もすることが可能です。処理速度が低いと言ってもみんなそれぞれ別の特性や原因があります。なかなか療育センター等で相談の予約が取れない等のお困りごとや、事前に専門家に相談したいという時にぜひご利用ください。相談は無料です。

処理速度や知能検査、境界知能について等、LINEでのご相談も可能ですので、お気軽にご連絡ください。

コグトレ塾の作業療法士・公認心理師に発達障害をする

子どもに合うサポート診断

お子様にできることをお探しの際に、どんなサービスが合うのか、本当に悩みますし、調べれば調べるほど混乱してきてしまうものです。自費事業で探されている場合は、まずはどんなサポートが合うのか診断してみましょう。

診断結果とおすすめサービス

おすすめ① コグトレ塾 通信コース(宮口幸治先生 監修)

コグトレ塾の通信コースは保護者の方との取り組みがメインとなるコースです。
遠方でコグトレ塾に通えないというお声が多かったため、できたコースになります。

保護者の方からの相談でありがちな
「どの教材に取り組んだらいいのか分からない」
「正しいやり方なのか分からない」
「相談する場所がない」
「本当に効果があるのか分からない」
というお困りごとをサポートさせていただきます。


おすすめ② コグトレ塾 通塾コース(宮口幸治先生 監修)

コグトレ塾のスタンダードなコース。
コグトレ塾へ通える距離にお住まいなのであれば、やはり作業療法士・公認心理師と一緒にトレーニングする「通塾コース」がおススメです。
無料体験会を実施しています!
無料体験会では、お子様にコグトレのプリントを数枚取り組んでいただき、お子様がどんなトレーニングをすると、学校や生活でできることが増えそうか。見立てをお話させていただきます。

現在教室は2店舗!

・世田谷校(東京都世田谷区)〒156-0052 東京都世田谷区宮坂3丁目15−4
・江坂校(大阪府吹田市)〒564-0051 大阪府吹田市豊津町9−15 日本興業ビル 9階 907号室

上記3教室では、知能検査WISC-Ⅴを受けることが可能です。

おすすめ③ リニエシューレ オーダーメイドコース

言葉・語彙の少なさ、数の理解が苦手、ビジョントレーニング、コミュニケーションの苦手さ、身体の不器用さ、指先の不器用さなどの個別性の高い困りごとの解決をこちらでは対応することが可能です。またソーシャルスキルの個別トレーニングにも対応しております。作業療法士との1対1なので、不登校のお子様も不安が少なく、通うことができます。

【対応教室】
・世田谷校(東京都世田谷区)〒156-0052 東京都世田谷区宮坂3丁目15−4
・江坂校(大阪府吹田市)〒564-0051 大阪府吹田市豊津町9−15 日本興業ビル 9階 907号室

おすすめ④ シューレ学習塾 (宿題サポート)

学習のサポートはしてほしいけれど、学校のスピードより速かったり、お子様の特性に合わせてみてくれないというお悩みはありませんか。
リニエシューレ宿題サポートでは、「作業療法士」がお子さまの状態に合わせて、学習のサポートをいたします。
教材の指定はございません。
学校の宿題のサポートや提出課題のお手伝い等でも良いですし、家庭学習で取り組みにくい課題等も一緒に取り組むことが出来ます。
体験は無料!
月額9,600円~ご利用いただけます。
詳細はバナーより!

リニエシューレ 学習塾

【対応教室】
リニエシューレ江坂:大阪府吹田市豊津町9-15 日本興業ビル9階907号室 大阪メトロ御堂筋線江坂駅 直結

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☆江坂校☆
〒564-0051 大阪府吹田市豊津町9-15 日本興業ビル9階 907号室
大阪メトロ 御堂筋線江坂駅 南改札 9番出口直結
アクセス

対応可能:知能検査・WISC-Ⅴ・個別トレーニング・コグトレ

☆世田谷校☆
〒156-0051 東京都世田谷区宮坂3丁目15-4 AR経堂ビル2階
アクセス

対応可能:知能検査・WISC-Ⅴ・個別トレーニング・コグトレ

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