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「言うことを聞いてくれない」子どものわがままは特性?


 
夏休み真っ只中ですね。幼稚園や学校がお休みということもあり、お子さんと1日中ずっといっしょにいるという保護者の方も少なくはないと思います。今回は、お子さんの『わがまま』について考えてみたいと思います。

どんなときに「わがまま」と感じますか?

 『わがまま』ときくとまず何を思い浮かべるでしょうか。宿題をやりたくない、嫌いな野菜を食べたくない、ゲームをもっとやりたい…などお子さんの数だけわがままの種類はあると思います。子どものころは自分もそうだったと感じながらお子さんを叱る保護者の方もいらっしゃるでしょう。ただ、一度声をかけたり少し子どもの意見に譲歩したりすることで収まるようなわがままならそこまで困ることはないかもしれませんが、何度注意しても言うことを聞こうとしない、ある一部のことだけ泣き叫んで拒絶する、といった様子が頻繁にみられるときには、もしかするとお子さんのわがままの中に、現在のお子さんにとってはどうしても行うことが難しい作業が隠れているのかもしれません。

「わがまま」じゃないときって?

 先程の例でいくと、毎日宿題をやることに対して嫌がるお子さんがいるとします。漢字の書き取りや算数のプリントなど、学校からは毎日のように宿題が出されるとは思いますが、いつも漢字の宿題だけは頑なにやろうとしないといったお子さんの場合、もしかすると、ただの『わがまま』だけではなく、お子さんひとりひとりが持つ『特性』が関係している可能性があるのです。

 例えば、見る力が弱いお子さんは「書」のように線がいくつもある字を見て、横線が何本なのか、この線はどこまで続いているのかをすぐにわかることが難しいことがあります。一つの字を見て、線の本数や長さを何度も見比べてようやく一文字書くことができるお子さんにとっては、同じ漢字を何度も書くような宿題は大きな負担です。もちろん見る力が弱いお子さんでなくとも漢字を何度も書く宿題を嫌がるお子さんは大勢いらっしゃいます。ただ、見る力が弱いことで、他のお子さんよりもさらにハードルが高くなっていることは確かなのです。そのため、「漢字を書きたくない」のは『わがまま』なのか、『特性』によるものなのかを見定めたうえでお子さん一人一人に合った声掛けをすることが必要なのです。

「漢字をきれいに写しなさい」と言ってもやらない。どうして?

 そうは言ってもお子さんの見る力を保護者の方が見定めることは簡単ではないと思います。そんな時に役立つのがコグトレシートです。見る力をとくに必要とするコグトレシートでの取り組みをみると、お子さんの見る力がどの程度備わっているのかを、保護者の方も強く実感することができます。線の交差が自分の子どもにはこのように見えているのだと初めて気が付く保護者の方も多くいらっしゃいます。
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